SS21D−P TS21D−P
複座式で双発(単発)固定翼機を模擬した装置を設置しております。
国土交通省航空局飛行訓練装置レベル3を取得できます。
TS21D−P(King Air350)
詳 細
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SS21D−P(A36ボナンザ)
詳 細
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A:本体基本仕様。
- 搭乗人数
- 最大2名で、左席が首操縦席で右席が副操縦席となっています。
- 描画パネル
- 正面、前方45度方向と右前方向のシーナリー(約120度)をプロジェクターにて投影しております。また、左90度方向と右90度を15”モニターで投影することにより、実質180度の描画範囲を確保しております。
- 操縦装置(Yoke-Device)
- 操縦桿は2式あり、互いに連動しており、どちらからも操縦できます。また、操縦に必要な操作ボタンは、すべて完備しております。
Recipro-propとTurbo-prop 両方のProcedureを実施できます。
- 方向舵装置(Radder)
- 左右ペダルが付いた装置が、各操縦席の前方下部に2式あり、互いに連動しています。
- 操縦席
- 振動体・スピーカー付きのSeatが、左右2式あり、前後100mmの位置調整ができるシートスライド機構があります。
- 制御システム
- 2台のパーソナルコンピューターにて、制御されています。
B:シミュレーターソフト仕様内容
- シミュレーターソフト
- Microsoft製 Flight Simuretor 2002 (以下FS2K2 と略す)を使用します。
- 機体データ
- 認定申請機体は、Baron58をベースに行います。
- シーナリー(風景描画)
- FS2K2に標準的に組み込まれているシーナリーで運用します。
他のシーナリーを組み込む場合は、別途になります.
C:装置の特徴
- 運用できる機体
- ●TS21D−Pは、レスプロ用としてBaron58を、ターボプロップ用としてKingair350が使用できます。
- ●スターター、両方を混在してありますので、どちらを使用して頂いても手順を守れます。(単発機に関しても、スロットルのbPのみ使用して頂く運用で、代替できます。)
- ●SS21D−P及びSS21ーPは、Cessna172をベースに、BonanzaA36なども使用できます。
- 航法及び空港
- 場外を除く、全世界の空港を網羅し、VOR,ILS,ADF、Dadioなどは、実際の周波数が使用できます。
- 搭乗人数
- TS21D−P・SS21D−Pは複座仕様です。教官が右席に座り操縦感覚を指導したり、ツーマンオペレーション訓練にも使用できます。
- ビジュアル
- TS21D−P・SS21D−Pは、標準仕様で180度の視界が有り、VFR航法を習得したり、トラフィックを習得するのに大変有効です。
- 計器モニター タッチパネル
- 計器モニターを表示にしているために、機体を変更しても機体固有の計器や配列で訓練できます。また、タッチパネルを採用しておりますので、SWがないBugまで、タッチで動作します。
- サーキットブレーカー
- シミュレータとのリンクはありませんが、訓練に必要なサーキットブレーカーを装備し、教官席からPopUpすることが出来ます。
- FTDレベル3相当機種
- 認定に必要な装備は、標準仕様として全て網羅しており、機能の追加は必要ありません。国産メーカーで認定実績が有るのは当社だけです。
※FTDとは、FAA(米国)の規定に準じてJCABが制定した制度で、飛行訓練装置の略です。 レベル3とは特定の航空機を模写しないカテゴリーでは、最高ランクです。
特定の航空機を模擬していない利点としては、Recipro-PropとTurbo−Prop両方をLogUpできます。
認可取得内容
1.FTDレベル3
a.自家用操縦士 飛行時間40時間の内5時間を充当
b.事業用操縦士 飛行時間200時間の内10時間を充当
計器飛行10時間の内5時間を充当
c.計器飛行証明 計器飛行40時間の内20時間を充当
d.最近の飛行経験 計器飛行経験6時間内6時間を充当
最近の飛行経験180日以内に3回以上の離着陸をすべて充当
2.ビジュアル認定
FTDレベル3だけでは、離着陸をログ記載できません
ビジュアル認定を別途取得することで、離着陸もログ記載できます。
国内のFTDでビジュアル認定を取得しているのは、当社だけです。
飛行訓練装置の要件
- 実施監督者の資格要件
- 事業用操縦士資格保有者又はそれと同等の能力を有する者。ただし、航空機操縦練習許可書所有者に対する操縦練習の監督にあっては前述の資格に加え、操縦教育証明を保有している者が監督を実施するものとなっております。
- 定期検査と更新検査
- @貴社においては、日次点検、週次点検、月次点検を行って頂きます。また、本装置の使用時間を管理して頂きます。
- A弊社は、3ヶ月に1回検査を行い、その間の貴社の使用状況や、点検状況を確認致します。(この検査はJCABの通達です)
- B認定証の有効期間は、1年です。毎年更新検査が必要で、認定検査で検査した内容を毎年行います。
- メンテナンス契約
- 定期検査費用と本体のメンテナンス費用を合わせて、毎年必ず契約して頂きますサポートは、電話等の応対主となりますが、状況によりOn-Callの対応も致します
本体価格及びメンテナンス契約はお問い合わせください
参考価格 SS21D−P本体価格 3,000万円
TS21D−P本体価格 3,000万円
※上記価格は仕様によって異なりますのでご了承下さい。